皆さん、こんにちは!
僕もそうですが、花粉症の方、とても辛い日々ですよね😂
一緒に乗り越えましょう💪
さて、今日は「フレイル」についてです。
近年よく耳にするのではないでしょうか?
フレイルとは、「健康な状態」と「要介護状態」の中間の段階を指します。
年齢を重ねていくと、心身や社会性などの面でダメージを受けたときに回復できる力が低下し、これによって健康に過ごせていた状態から、生活を送るために支援を受けなければならない要介護状態に変化していきます。
皆さん、ちょっとした変化を感じていませんか?
前より体力が落ちた、歩くのがおっくうだと感じていませんか?
フレイルは大きく3つの種類に分かれます。
一つ目が「身体的フレイル」です。
運動器の障害で移動機能が低下したり、筋肉が衰えたりするなどが代表的な例です。高齢期になると、筋力は自然と低下していきます。
二つ目が「精神・心理的フレイル」です。
高齢になり、定年退職や、パートナーを失ったりすることで引き起こされる、うつ状態や軽度の認知症の状態などを指します。
三つ目が「社会的フレイル」です。
加齢に伴って社会とのつながりが希薄化することで生じる、独居や経済的困窮の状態などをいいます。
これら3つのフレイルが連鎖していくことで、老い(自立度の低下)は急速に進みます。この連鎖はどこが入り口になるかは、その人次第。
「老い」とは、身体の問題だけではないのです。
不安に思ったあなた、まだまだ大丈夫です!
フレイルには「可逆性」という特性もあります。自分の状態と向き合い、予防に取り組むことでその進行を緩やかにし、健康に過ごせていた状態に戻すことができます。
予防で掲げている柱は3つあります。
一つは「栄養」です。
たんぱく質をとり、バランスよく食事をし、水分も十分に摂取してください。
二つめは「運動」です。
歩いたり、筋トレを習慣付けてください。
そして三つめは「社会参加」です。
就労や余暇活動、ボランティアなどに取り組み、経済の安定や人との繋がりを大切にしてください。
「歩かないと歩けなくなる」「たんぱく質を意識してとる」などは、もはや一般常識です。
それでも、予防に取り組まないのは、一人ひとりが「自分ごと」として捉えていないからではないでしょうか。
フレイルに関しては、かかりつけ医や周りの家族・友人次第ではなく、自分次第の問題だということを知ってほしいです。
腰が曲がってきたり、歩行速度が落ちてきたり、食事でむせたりすることが増えていませんか。家族と住んでいるのに、一人で食事をしていませんか。
そうした気づきから、行動は変えられます。
あなたの人生ですから自分の行動を変える勇気と決意を持ってください。
予防は栄養・身体活動・社会参加の三位一体です。フレイルの入り口は人それぞれだからこそ、それぞれの予防に努めることが重要です。